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第115師団(だいひゃくじゅうごしだん)は、大日本帝国陸軍の師団の一つ。 == 沿革 == 太平洋戦争の末期後に華北に駐屯していた第26師団がフィリピン戦線に、第62師団が沖縄に転用されたため、中国に在った独立歩兵旅団(独立混成旅団)を改編し、占領地の警備と治安維持を目的に編成した治安師団の一つであり、同時に第114師団・第117師団・第118師団が新設された。これら4個師団は、1944年(昭和19年)7月10日、軍令陸甲第79号下令により、編成が発令された。 第115師団は、河南省で独立混成第7旅団を基幹に編成された。編成後、第12軍に編入され、黄河以南の京漢線沿線の警備に当たった。 師団の編制は、4個独立歩兵大隊から成る歩兵旅団を2個持ち、砲兵を欠いた丙師団〔ただし、示村259頁は丁編制師団とする。〕である。しかし、1945年(昭和20年)3月に師団迫撃砲隊が新たに編成され師団に編合された。 1945年3月、老河口作戦に参加した。老河口作戦後は河南省に戻り郾城で終戦を迎えた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「第115師団 (日本軍)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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